R34などで使われていた日産純正カセットデッキで外部入力(AUX)を使用する方法

オーディオ

20年前(2000年前後)の日産車に付いていたカセットデッキについての解析記事です。

日産純正のカセットデッキに音の外部入力は”通常”できません。
しかし、純正オプションのCDデッキからは音がもらえていることを考えると、どうにかすれば音の外部入力(AUX)ができるのではないかと思い解析してみました。
結果、予感通り外部入力ができるようになりました。

※いつものことですが、書かれている内容の結果の保証はできません。
 また、この記事を参考にしてなにか問題が起こっても自己責任にてお願いします。

さすがに初っ端から実際に使用しているものを分解するのはアレなので、ハードオフでカセットデッキ「PN-9730F」とCDデッキ「PP-2072D」を購入してきました。(値段は両方324円でした)

PN-9730F

PP-2072D

カセットデッキの基板はこんな感じです。

コネクタのピン情報が基板に印字されています。

CDデッキも開けていきます。

こちらもケーブルのピンアサインが書いてあり、解析が捗ります。

基板から読み取った情報を元に動かしてみます。

解析の結果、音が出せるようになったので次にまとめます。

画像の説明の通り、端子Mode/INの部分に12Vをかけている時に外部入力が有効となります。
なお12V直接入力でも動きましたが、CDデッキ側の12V出力には470Ωの抵抗がつけられていたので、保護の観点から付けたほうが良いかもしれません。
切り替え用のスイッチを自作すれば外部入力(AUX)ができることになります。

CDデッキ側のコネクタには電源関連とイルミネーション信号がきています。
他の機器への電源供給などに使えそうです。

コネクタのピン配置

 

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